やりたいこと、ってなくても別に生きていけますし、なくてもいいんです。
色々試してみて「あ、これは自分に向いているかも」、「好きかも」と感じる経験を積み重ねないと、自分が何が好きで何が嫌いなのかがわかりません。データがとれないから、想像でしかないのです。
軽い気持ちでやってみて、自分の興味がどんな方向に向いているかを知りましょう。
自分の特徴や性格の傾向に気づいたり、思いもよらない仲間ができたりします。
今回は、やりたいことがわからない人が「やってみたい」を見つける方法を考えてみました。
やりたいことを見つけるには、「好き」のハードルを下げる
まず、やりたいことがないというあなたは、物事に対して「好き」と言うことに対して慎重なのかもしれません。
口には出さなくても、頭の中では物事に否定から入っていないでしょうか。
私もついやりがちなんですが、もしかしたら好きになるかもしれないものを自分からシャットアウトしにかかっているので、非常にもったいないですよね。
本当は好きなものがけっこうあるけど、好きじゃない理由を後付けで探してしまう。
で、見つかってしまうんです、うまい理由が。
好きでも嫌いでもないもの、は「好き」と言ってみても損はしません。
また、「どちらかと言えば好き」くらいじゃ「好き」とは言えないんじゃ?と思う人も多いかと思います。
いやいや、いいの!
「どちらかと言えば好き」なら「好き」に分類しましょう。
自分の「好き」を増やすことは色々な面でプラスになります。
まずは「これ、好きかも」のハードルを下げてみましょう。
やりたいことリスト作りで自分を知ろう
すごく小さなことから壮大な夢まで、頭に浮かんだ「やりたいこと」を100個書き出してみてください。小さなことなら「麻婆豆腐が食べたい」でもいいですし、「週末にダラダラしたい」でもいいです。どうしても思い浮かばないならいっそ「トイレに行きたい」でもいいでしょう。
壮大なものでは「世界一周したい」とか「宇宙飛行士になりたい」とか「1億円欲しい」とか。
「そんなの無理!」って思うようなことでもいいんです。
これは自分が好きな物事を見つける練習なんですから。
ネットではたくさんの人たちがこのやりたいことリストを公開しているので、自分で思い浮かべるのに限界を感じたら参考にしても良いと思います。
でも最初は自分で考えてみてください。
やりたいことリストを作成するのはオススメです。
何がいいって、やりたいことを常にイメージするクセがつくのはもちろん、たくさん書いていくと自分がどんなジャンルのことが好きなのかわかるし、アイデアを出す練習になります。
とにかく小さなことから書いていくのがいいですよ。
100個以上出てくるツワモノはどんどん書いてみてください。
「やってみたい」「好きなこと」が増えると…
自分の間口を広げて「好き」を増やして、やりたいことをリスト化してみると楽しいだけじゃなく良いこともありました。
私はライターの仕事をしているので、クライアントさんに「こんな内容で書いてみたいんですけど」とか「こういった流れはどうですか」といった提案をするのも仕事の一つなのですが、アイデアがたくさん出てくるようになったし、「面白い」と言ってもらえることも増えました。
自分で考えを発展させてアウトプットすることは、どんなジャンルでも大事です。
それに「やりたいこと」がどんどん出てくると、人生が豊かになります。
やりたいことが見つかったら
やりたいことが定まって自分の興味や頑張れることがわかってきたら、今度は反対にどんどん絞って具体的にしていきましょう。
せっかくの人生ですから、入魂できる対象を見つけて燃えて生きていきたいですね。熱くなる必要はありませんよ。燃え続けるのも生き方の一つであり、人生が長くなるこれからの時代には合っていると思います。