「サクサク仕事を進めたい!でも集中できない…」
そんなときにおすすめなのがポモドーロテクニック。
なんだか美味しそうな名前ですが、食べ物の名前ではありません。

ポモドーロテクニックを活用すると、
勉強や仕事に集中できて作業効率がアップ!

時間を有効に使える仕事術だよ
この記事では、ポモドーロテクニックの方法やコツ、メリット・デメリット、実際にやってみた感想などをお伝えします。
ポモドーロテクニックとは
ポモドーロテクニックとは、25分の作業+5分程度の休憩をワンセットとして作業を繰り返す仕事術です。
あらかじめ「25分でやる」と決めたタスクを片付けることで、集中力が発揮できます。
ポモドーロとはイタリア語で「トマト」という意味。発案者のシリロ氏がトマト型のキッチンタイマーを使っていたことが由来しています。
ポモドーロテクニックのメリット
ポモドーロテクニックのメリットには次のようなものがあります。
- 集中力が爆上がりする
- 「集中できる自分」に自信が持てる
- 仕事や作業スピードが上がる
- 作業順やペース配分を決めるのが上手になる
ポモドーロテクニックでの作業に慣れてくると、目に見えて作業スピードが上がります。
私は実践してみて「変化を実感して自信がついたこと」「自分のこなせる作業量の目安がつきやすくなったこと」が大きなメリットと感じました。

これくらいの量なら2ポモだなっ!
ポモドーロテクニックのデメリット
すごく疲れます!
特に、慣れないうちは2〜3ポモドーロで「疲れた〜!」と思うはず。
同じ時間でも集中している方が疲れるのは当然ですから、デメリットというほどでもないかもしれないですね。
習慣にしていくと、集中に慣れてきてセット数を増やしていけます。
実践!集中力が上がるポモドーロテクニックをやってみよう
ポモドーロテクニックの実践方法はとっても簡単です。
やることは「時間を区切って作業する」だけ。
ワンセットの区切りを知らせてくれるものがあれば良いので、キッチンタイマーだけですぐにできます。
家にキッチンタイマーがなければスマホのアプリで検索すれば、ポモドーロ向けのアプリがたくさんありますよ。

作業中にスマホを見ちゃうとTwitterやLINEが気になっちゃう。
私はシンプルなキッチンタイマーでポモってるよ。

25分は極力情報を断つするのだ!
ポモドーロテクニックのやり方
- 25分でやる作業を決める。1日分を簡単にまとめてメモに書き出そう。
- 25分間は作業にひたすら集中!
- できたことを簡単にメモ
- 5分休憩
2~4をワンセットとして繰り返す
↓
3セットまたは4セット行ったら30分程度の長い休憩をとる。
↓
2に戻る
途中で中断してしまった場合は?
カウントをリセットして、最初からやり直すことをおすすめします。
やってみると、数十秒中断しただけでも集中力に違いが出るのがわかるんです。
ただし、オフィスで働いている場合など、中断せざるを得ない場合もありますよね。その場合には自分で「1分以上ならやり直す、それ以下なら続行する」といったルールを決めておくと良いでしょう。
ポモドーロテクニックで集中力と作業効率を上げるコツ
ポモドーロテクニックは「25分+5分でワンセット」のルールに従って、時間を決めて仕事や勉強をするだけでも集中力が高まるのを実感できます…が、

次のポイントを意識するとさらに仕事や勉強が捗るよ!
25分間でやる作業は明確に
ポモドーロテクニックで作業効率を上げたいなら25分で何をやりきるかを具体的に決めることが大事です。
ワンセットを始める前に、「〇〇をやる!」と作業を明確にしておきましょう。
普段進めているスピードよりも割とハード目に設定してもOK。むしろ、やりきれるか微妙くらいの作業を設定すると集中力アップしやすいですよ。
また、25分で終わりそうにないことは細分化して「ここまでやる」と決めるとさらにいい感じ。「ブログの見出しだけ作る」とか、「本を何ページまで読む」とかね。
ちゃんと休憩する
5分の休憩時にはスマホやPCをなるべくいじらないようにしましょう。
ぼーっとしたりストレッチしたりがおすすめです。
メモ大事
メモをつけると、毎回作業を行うごとに目標と達成度が記録に残ります。
こなせるセット数や内容の変化を「見える化」すると、振り返ったときに成長を感じられてモチベーションが上がります。
ポモドーロテクニックを実際に試してみた感想
ポモドーロ中は決めた作業以外しちゃだめ。作業に集中するしかないから必然的に仕事が捗ります。
25分間って作業時間としては短いですよね。
でも、25分間きっちり作業に集中し続けるって結構疲れると感じました。この疲れこそ集中している証かも?
今まで集中しているつもりだったけど、全然してなかった!
慣れてくると集中力を維持できる時間も長くなってきます。
ポモドーロテクニックが向いている作業
ポモドーロテクニックは時間を区切って行うため、向いている作業・向いていない作業があります。
向いているのはブログ、ライティング、企画書作り、WEBサイト制作、読書、勉強、掃除など。
集中してスピード感をどんどん高めていきたい作業には効果的でした。
集中しないとついついダラダラやってしまう作業と相性が良いです。リサーチ量がモノを言うお役立ち系記事の執筆とか。
逆に、オピニオン記事を書くときとか、自分の意見を発信するとき、考えをまとめたいときにはあまり向いてないと思います。なんか焦っちゃうんだよね…

意外にポモドーロテクニックと相性が良かったのは家事です!
ポモドーロテクニックは日常にも応用できる
ポモドーロテクニックで集中して家事を行うと、いつもより時短でき、家事が捗ります。
- 洗濯のセット+掃除機
- 洗濯物を干す+トイレ掃除
- 皿洗い+料理1品
など、25分でできそうな組み合わせを考えておくとすぐ取りかかれますよ。
ポモドーロを習慣にして集中力アップ!
ポモドーロテクニックはもともとはイタリアのフランチェスコ・シリロさんが生んだアイデアですが、日本ではメンタリストのDaigoさんが紹介したことで流行しています。
ライターやブロガーでも取り組んでいる人がとても多いですよ。文章を書くこととポモドーロテクニックは相性が良いんだと思います。
今回紹介したポモドーロテクニックは、日常に取り入れることで作業スピードを上げ、集中力を高めるレッスンになるのでとってもおすすめです。キッチンタイマー1つあればできますから、ぜひやってみてくださいね。
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