この記事では、


こういった疑問を持つ人に向けて、WEBライター歴3年の主婦・わたや(misaki_wn)が、「月10万円稼ぐまでにかかった期間」と登録してからやったこと、仕事の流れをお話しします。

クラウドソーシングとは
クラウドソーシングとは、インターネットを通じて不特定多数の人に仕事を外注できるサイトのことです。
企業、個人を問わず外注できるので、
こんな募集に対して
こんな提案が集まるイメージです。
「クラウド上で」仕事を外注できるってことか!


crowd(群衆)の方なんだよ〜
「群衆」の意味するところは、仕事を受注するのに資格や経歴などが不要で、誰でも受注できるということ。
ちゃんと選べば、初心者でも適正価格で仕事を受けられるんですね。
私はかつてポイントサイト、いわゆるお小遣いサイトにたくさん登録していました。
お小遣いサイトはゲーム感覚でできたり、メールを開くだけだったりと簡単な作業をすれば良かったのでやっていたんですけど、かなり頑張っても稼げる金額は少ないんです。
「すきま時間で、在宅でちゃんと稼げる仕事ができないかな?」と探したところ、クラウドソーシングとランサーズを知りました。
ランサーズとは
ランサーズは日本のクラウドソーシングで最大のサイトです。
2019年からテレビCMがスタートしたことで、ランサーズを知っている人も増えてきているのではないでしょうか。
現在は20万以上の依頼実績があり、登録者数は業界最多となっています。
在宅でできる仕事が多く、事情があって外に働きに出られない人でも収入を得られます。
ランサーズの仕組み
ランサーズでは、ランサー(受注者)から見て3つの仕事のしかたがあります。
簡単な作業が中心「タスク」
1つは不特定多数のランサーに仕事をしてもらうタスク方式です。
アンケートの回答や経験談を書くなど、すきま時間でサクッとできる作業が中心です。
継続依頼も多い「プロジェクト」
2つ目はクライアントと直接やりとりするプロジェクト方式です。
サイトの記事作成や運営のお手伝いなど、クライアントさんとコミュニケーションを取りながら継続的なお付き合いをしていく仕事が多いです。
クライアントが出している募集に「提案」という形で応募し、当選したらメッセージで納期や報酬額を具体的に決定します。
ランサーズの仕様上、当選者は1人だけです。しかし、条件のマッチする提案にはクライアントから直接声がかかり、プロジェクトを直接依頼されることもあります。
デザインやネーミング案件が多い「コンペ」
3つ目は複数案の中から条件にマッチするものを選ぶコンペ方式です。
ロゴデザインやお店の名前を決めるなど、アイデア勝負な案件が多いです。
ランサーズで初心者でも確実に稼ぐには、ライターがおすすめ
デザインやプログラミングなどのスキルがなくても、PCさえあればライターとして仕事を始められます。
ライティング、ライターというと難しそうに感じるかもしれませんが、自分の経験談を書いたり、アンケートに回答するだけの簡単な仕事もあります。
「どうしても文章を書くのが苦手、というか苦痛」という人でなければ大丈夫。
自信が持てない人は、ライティング指導がしっかりしているサグーワークスから始めるのもおすすめです。
ランサーズに慣れてきたら自分の得意ジャンルを見つけ、「これなら書けそう」と思う案件にどんどん提案していきましょう。
継続的に仕事ができれば、小さな子どもがいる主婦でも在宅で月に20万円くらいを稼ぐことは難しくありません。
「ランサーズは稼げない」という評判・口コミと登録後の収入
仕事を請け負う前にランサーズについて調べてみると、「ランサーズは稼げない」、「文字単価が0.1円とかザラ」という評判・口コミが多く

と、少し不安な気持ちになりました。
「まぁいろんな案件があるんだから、とにかくやってみよう」と思ってスタートしました。
2019年現在、発注者側・受注者側ともにクラウドソーシングの利用者が増えてきたことから、このような搾取案件は減っているように見えます。
ランサーズで10万円稼ぐまでにかかった期間
では、ランサーズで実際にどれくらい稼げるのか?
ランサーズに登録してから半年間の収入をふりかえってみました。
2017年6月 | ¥13,662 |
2017年7月 |
¥79,758 |
2017年8月 | ¥97,240 |
2017年9月 | ¥41,925 |
2017年10月 | ¥117,251 |
2017年11月 | ¥91,710 |
ふりかえってみると、私がランサーズで10万円稼ぐまでにかかった期間は2ヶ月とちょっと。
ランサーズを始めたころは子どもがまだ乳児で、四六時中お世話が必要だった時期だと考えると上々の成果かなと思います。
表を見ると収入がデコボコしていますが、案件によって入金のタイミングが異なるためです。
実際にはだんだんと増えていってますよ。
ランサーズに登録した当時、子育てのすきま時間に仕事をするというスタイルでしたし、3ヶ月目くらいからはランサーズ以外でも仕事を始めたため、報酬額は多い方ではありません。
ランサーズ1本に絞ってどんどん仕事をしていけば、もっと稼げると思います。
ランサーズに登録してからの流れ・私がやったこと
ランサーズに登録後は、タスク→プロジェクトの流れで仕事の感覚を掴むことにしました。
タスクをやってみる
ランサーズに登録して、使い方に慣れるためにいくつかタスクをこなしました。
タスクはアンケートに回答したり、自分の経験談を書いたりする簡単な作業が中心です。
今この記事を書くために最初に挑戦したタスクを確認してみたところ、「ブログ風記事の作成」という内容で条件は400文字以上、報酬は40円。文字単価にして0.1円でした…これでは「ランサーズは稼げない」と言われてしまうのもしかたないかもしれませんね。
でも、あくまでもタスクはランサーズに慣れるため、と思って3、4個くらいやってみました。
実際にやってみるとわかりますが、タスクにしろプロジェクトにしろ、根本は同じです。
「クライアントの求める物を納品する」だけ。とってもシンプルです。
プロジェクトをやってみる
ランサーズのタスク案件に慣れてきたら、プロジェクトに挑戦しました。
プロジェクトは案件の難易度が幅広くなるぶん、高単価なものも多くあります。
やってみたい仕事を探して、提案していきます。
流れとしては、
この繰り返しです。
1つ1つをきちんと仕事していれば、繰り返していくうちに継続依頼が増えていきますし、プロフィールから直接声がかかることもあるので、安定して仕事ができるようになります。
受注率の上がる提案文の書き方はこちらの記事でくわしく解説しています。
まずはいくつか提案してみて、「提案が通らないんですけど…!」と悩んだら参考にしてみてくださいね。
ランサーズで初心者が効率的に稼ぐための5つのポイント
プロフィールを充実させる
ランサーズのプロフィールってすごく重要なんですよ。
ランサーズはウェブを介してのお付き合いなので、相手の表情が見えません。
プロフィールから「仕事をまかせても大丈夫そう」と思ってもらえることが大事です。
また、ランサーズでは本人確認、機密保持確認、電話確認の認証があり、これをクリアしておくとクライアントに安心感を与えやすくなります。どれもすぐできるので、サクッと済ませておきましょう。
高単価案件ばかり追わない
ランサーズで効率よく稼ぐことを考えると、「文字単価を上げること」に注目しがちです。
たしかに、文字単価は大事です。
2000字書いたとして文字単価が0.5円なら報酬額は1,000円ですが、3円なら6,000円になりますからね。
しかし、文字単価が高い案件は専門性を求められたり、リサーチ量が膨大だったりと文字単価の高い理由があります。受注できたとしても時給にすると割に合わない…ということもありえます。
また、実績の少ないうちから高単価案件を狙っても受注は難しいでしょう。
自分の中で仕事を受ける最低文字単価だけを決めて、それ以上の案件にはガンガン提案していきましょう。
サクサク書けるジャンル・案件を見つける
私はランサーズを使い始めたころ、文字単価1円以上の案件を片っ端からチェック→興味があり、継続依頼につながりそうな案件に提案することをほぼ毎日やっていました。
そうやって経験を積んでいくうちに、自分にとって書きやすいジャンルを見つけられます。
同じ1000字でも、1時間でサクッとかけるものと数日かかるものがあります。これは案件の内容や自分との相性で変わってきますから、能力の差ではありません。
サクッと書ける案件をいつでも書かせてもらえる状態にしておければ収入の調整がしやすくなります。
経験に価値を見出す
あなたがこれまでの仕事や生活で得た経験には価値があります。
正確に言うと、相手のニーズにマッチすれば価値のあるものになるんです。
それが一般的にネガティブな経験だとしても、需要があればそこに価値が生まれることを心に刻んでおきましょう。
たとえば、「ローン会社に勤めていたという経歴から、金融系の記事を依頼される」というのはわかりやすく経験に価値がついている状態です。
でも、「転職を繰り返していた」とか、「婚活で全然もてなかった」といった経験も、商品にすると決められれば価値を見出してくれる人がいます。
自分のできること、やってきたこと、興味のあること、好きなもの・嫌いなものを書き出してみましょう。
自分を知って商品になり得る経験を見つけ、磨くことで、意外な専門性に気がつくかもしれません。
継続依頼のクライアントを大切にする
継続して依頼してくれるクライアントが増えれば、提案にかける時間を少なくできます。
クライアントが求めるものを理解して、「頼れるライターさん」のポジションをとりにいきましょう。
クライアントや案件によって求められるものは違いますから、相手のニーズを見極められるようコミュニケーションをとりつつ仕事をしていけると良いですね。
まとめ
今回は、私がランサーズで実際に獲得した報酬と、効率良く稼ぐためのコツを紹介しました。
ざっとまとめると以下のとおりです。
- ライターは未経験でも稼ぎやすい
- タスク→プロジェクトで報酬を上げよう
- コツを意識してサクサク稼ごう
クラウドソーシングのライティング案件は、登録すればすぐに仕事を選べます。
また、多くの案件から自分と自分の生活に合ったものを選べるので、子育て中のママや介護をしている方、メインの仕事があって副業をしたい方など、使える時間に制限がある方にもおすすめです。
今回の記事が「ライターをやってみようかな」と思う方の参考になれば幸いです!