トランクルームの保険って重要?加入しておくべき理由とは

トランクルームの保険 収納コラム

トランクルームを選ぶ際、月額料金や施設のキレイさなどは当然気になるところですが、忘れずにチェックしたいのが「保険」です。

もしも大切な荷物が盗難や火災の被害を受けてしまったら…そのうえ

「思っていた補償内容と違う」
「基準から外れていて、補償が受けられなかった」

なんてことになれば、後悔は計り知れません。

そこで今回は

  • トランクルームで起こり得るトラブル
  • トランクルームの保険・補償

について詳しく解説します。

トランクルームの利用を検討している方にとって非常に重要な内容となっていますので、ぜひ最後まで目をとおしてください。

トランクルームで起こり得るトラブル

トランクルームでの盗難・火災に備える

トランクルームで起こり得るトラブルとしては、火災・浸水・盗難などが挙げられます。

室内型トランクルームでもっとも恐ろしいのが、火災です。

トランクルームが火もととなることは考えにくいものの、総合ビルなどに入っているトランクルームでは別のフロアで火災が起これば延焼のおそれもあります。

火災リスクを未然に防ぐには、一棟まるごとトランクルームとしている業者を選ぶと安心です。滅多に起こるものではないとはいえ、対策しておくにこしたことはありませんよね。

一方屋外型トランクルームでは、大雨・台風などによる浸水や盗難リスクが懸念されます。トランクルームそのものの構造がしっかりしているか、セキュリティは万全かなどをしっかり確認しておきましょう。

SNSで上がっていたトランクルームで盗難に合った人の声では、荷物を預けていたトランクルームは夜間の照明がなく管理人もいない、セキュリティ会社にも加入していなかったようです。

セキュリティがしっかりしているか、どのようなセキュリティ対策を行なっているのかは多くのトランクルームが公表しているため、それらの情報をもとに安心できるトランクルームを選びましょう。

そのトランクルームの保険、大丈夫?

トランクルームに安心して荷物を預けるには、トラブル防止にどれだけ力を入れているかを確認することが大事です。

同時に、もう一つ目を光らせておきたのがトランクルームの保険です。

多くのトランクルームでは、契約の際に「盗難」と「火災」に対応する保険への加入が必要です。保険加入は任意のところも多くありますが、必ず入っておきましょう。

とくに盗難については「セキュリティがしっかりしているから大丈夫」と思っていても、建物やトランクルーム自体の劣化や警備体制の隙をついた犯行など、万が一の事態に備えておいて損はありません。

大手トランクルーム2社の保険・補償内容

【ハローストレージ】

保険料負担 ハローストレージが負担
補償内容 1事故・1室50万円
補償事故 火災、破裂、爆発、盗難(外部からの不法侵入により警察へ被害届けが提出されているもの)

補償対象外の事故

利用者の故意、過失による事故、使用契約で収納が禁止されているものは保険の対象外。

【キュラーズ】

保険料負担 キュラーズが負担
補償内容
  • BOXサイズ 200,000円
  • Sサイズ(0.4~0.8畳)400,000円
  • Mサイズ(1~1.6畳)600,000円
  • Lサイズ(2~3.3畳)800,000円
  • XLサイズ(4~6.5畳)1,000,000円
  • XXLサイズ(8畳以上)1,200,000円
補償対象 収納ユニットに保管されている財物

補償対象外の物

  • 書画・骨董・美術品・宝石・貴金属など客観的な価値の算出が困難なもの
  • 現金・小切手・預貯金証書・有価証券など
  • ヨット・モーターボート・ボート
  • 自動車(自動二輪、原付自転車含む)
  • 食品、動植物、農林水産品など
  • 保管禁止物
主な免責事由

利用者の故意、自然の消耗または性質によるさび、かび、むれ、変質、変色など

免責金額

10,000円/1事故、1室あたり

トラ山
トラ山

会社によって結構違いがあるんだ。契約前に確認するべし!

トランクルームの保険は補償内容と範囲に注意

トランクルームの保険は「任意でも入っておくべき」とお話ししましたが、補償内容と補償範囲は必ずチェックしましょう。

保険の補償内容と範囲、月額料金に含まれるか・別途支払いかなどは、トランクルーム業者によって規定が異なります。

補償範囲に含まれない物が盗難にあってしまっても、補償してもらえず悔しい思いをすることになってしまいます。

まとめ

トランクルームの保険は、盗難と火災に対する補償があるかをしっかり確認しましょう。

万が一とはいえ、もしものときに「補償がなかった…」では大切な荷物はすべてなくなり、1円ももらえないことになってしまいます。

安心して荷物を預けるために、事前のチェックを忘れないようにしましょう。

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