グーグルドライブの「ドキュメント」は、ネット上で文書ファイルを簡単に共有できる便利ツールです。
項目ごとに情報元や補足を記入できるので、ライターにとっては必須。
しかし先日、自分の残したコメントが相手に見えない状態になっていることが発覚したのです。
せっかくコメントを記入しても相手から見えていないのではまったく意味のないものになってしまいますね。
「もしかしたらコメント見れてない?」と思ったら、原因と解決方法を確認しておきましょう。
今回は、「グーグルドキュメントのコメントが表示されない、見られない場合の対処法」を解説します。
グーグルドキュメントのコメントが見えない原因と対処法
グーグルドキュメントのコメントが共有相手に表示されない、見えない原因は相手のステータスが「閲覧者」になっていることにあります。
グーグルドキュメントを共有する際には、ブラウザ右上の「共有」ボタンまたはアイコンから、共有方法を選びます。
共有方法は3つです。
- 一般公開(誰でも見られる)状態にする
- 共有用のURLを発行し、アクセスしてもらう
- 特定のユーザーのメールアドレスを入力して招待する
2と3の方法で共有するとき、デフォルトでは共有相手のステータスが「閲覧者」になっています。
「閲覧者」という名前から「コメントは見れる」と思ってしまうのですが、実は「閲覧者」にはコメントが表示されません。
そこで、「閲覧者」→「コメント可」または「編集者」に変更します。
変更する部分は下記の画像を見てください。
リンクURLを発行する場合
メールアドレスで招待する場合
たったこれだけ!
「これだけ」なので逆に気が付きにくいんです。全然わからなくて困り果てましたが、簡単なことだったんですね。
グーグルドキュメントのステータス別・できること、できないこと
グーグルドキュントで編集可、コメント可、閲覧可の違いを確認しておきましょう。
編集可(編集者)
ドキュメントをの文章を変更する、コメントを残す、他のユーザーと共有することが可能です。作成者と同様の状態と思っておくと良いでしょう。
コメント可
コメントや提案の追加ができます。文章を変更、他のユーザーとの共有はできません。
閲覧可(閲覧者)
ドキュメントを「見る」だけです。文章を変更する、コメントを見る、残すことはできません。他のユーザーとの共有もできません。
編集者 |
コメント可 |
閲覧者 |
|
見る |
〇 |
〇 |
〇 |
文章の変更 |
〇 |
× |
× |
コメントの表示 |
〇 |
〇 |
× |
コメント・提案の追加 |
〇 |
〇 |
× |
他ユーザーとの共有 |
〇 |
× |
× |
グーグルドキュメントのコメントは超重要
グーグルドキュメントのコメントが相手に表示されていない問題、これってすごく怖くないですか。
コメントに残すことって情報元URLだったり、意見だったりと重要度が高いことが多いです。
私は相手と情報のすれ違いがあって初めて気が付きました。「コメントに〇〇と残しているのですが~」と言ったところ、「コメント?見れてないよ」といった返事が返って来たんですね。たまたま気が付けましたが、気が付かないまま仕事を終えてしまっていたらと思うと怖ろしいです。
ライターはお客様に納品する記事にコメントで補足することが多いですよね。「もしかしたら見れてないかも?」と思ったら確認してみてくださいね。